更新:以下のbitbucketのレポは削除されました!新規の記事を閲覧ください。
今まで、ちょびちょびコードを掲載してきましたが、実際にテストできるコードを全公開します。
私が使用しているバージョンコントロールは、git(ギット)です。gitと言えば、もちろんgithum.com(ギットハブ)が有名。しかし、彼らの無料アカウントはプライベートのプロジェクト数に制限があるために、私はユーザー数の制限がありプライベートのプロジェクト数の制限がないbitbucket.org(ビットバケット)を使用しています。また、ビットバケットは日本語版にもなります(まだベータ版ですが)。
まず、実行できるコードはこのリンクから、コード。
英語画面は、言語のドロップダウンで日本語に変換できます。
完全な日本語翻訳とは言えないですが、十分。
ファイルのダウンロード
次は、以下をコマンドラインで実行してください。ウェブにアクセスできるディレクトリで。
git clone https://bitbucket.org/lotsofbytes/larajapan-code.git
実行したディレクトリの真下にlarajapan-code
のサブディレクトリが作成され、そこへレポジトリのファイルがダウンロードされます。このサブディレクトリは、好きな名前に改名して問題ありません。
しかし、そのダウンロードでは、masterのブランチとなっているので、前回のコードを設定するには、以下を実行。
git fetch && git checkout -b 2015-09-30
ディレクトリのパーミッションを変えます。storage
はログやセッションやキャッシュなどが保存されるディレクトリです。
chmod -R 777 storage
次はコンポーザー(composer)が必要です。システムに存在しないなら、rootユーザーで以下を実行してインストールできます。
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
mv composer.phar /usr/local/bin/composer
その後、git checkoutをしたディレクトリで、以下を実行。
composer install
アプリの設定
さて、次は設定ファイルの編集です。まず、サンプルの設定ファイルをコピーして、この環境でのアプリの設定ファイルとします。
cp .env.example .env
このファイルで編集が必要なのは今のところ、以下のDB設定の部分です。
DB_HOST=localhost DB_DATABASE=データベースの名前 DB_USERNAME=データベースユーザーの名前 DB_PASSWORD=データベースのパスワード
その後、以下を実行してくさい。
php artisan key:generate
それにより、.env
のファイルの
APP_KEY=SomeRandomString
の「SomeRandomString」に値が「s0IWRnfPlNAiPl7Bwl1MX8V7i14loYyK」のような値に変更されます。この値は、アプリのすべての暗号化に使用されるので、一度設定したら2度と変えないように。
次は、前回で使用したDBテーブルの作成です。以下を実行すると、member
のテーブルがDBに作成されます。
php artisan migrate
さて、これで準備は完了です。
以下のようなURLにアクセスすると、会員登録画面が表示されます。localhost
の部分は使用している環境により変わりますので、注意を。
http://localhost/larajapan-code/public/signup