DBの負荷の緩和(3)コントローラにより接続を変える
マスターDBの変更が複製DBに反映されるまでの時間差を考えると、サイトの特定のページでは複製DBのアクセスを使用したくないかもしれません。例えば、会員のログインなど会員のアカウントの情報に関わるページとか、Eコマースのチェックアウトのページとか、あるいは管理者のみがアクセスする管理ページとか。そうなると、特定のコントローラだけに複製DBコネクションを限定するにはどのようにすればよいのでしょう?
マスターDBの変更が複製DBに反映されるまでの時間差を考えると、サイトの特定のページでは複製DBのアクセスを使用したくないかもしれません。例えば、会員のログインなど会員のアカウントの情報に関わるページとか、Eコマースのチェックアウトのページとか、あるいは管理者のみがアクセスする管理ページとか。そうなると、特定のコントローラだけに複製DBコネクションを限定するにはどのようにすればよいのでしょう?
前回において、Laravelの読み込みと書き込みのDBを自動使い分け機能により、プログラムの設定だけで簡単にDB負荷を緩和できることを知りました。今回は、DBのトランザクションにおいてその機能の振る舞いをチェックしてみます。
お客さんのサイトのアクセスが最近10倍以上に増えてきました。ロードバランスもなく1台にウェブもDBもメールサーバーもあるAWSの仮想マシンなので、とりあえず、仮想マシンをアップグレードしました。 しかし、アップグレードしてもDBのトランザクションでデッドロックが起きるなどの問題が起こります。これはDBやOSのカーネルの調整が必要となるか、それともやはり、ロードバランスが必要なときか、しかしそんな専門的知識もないしそれを学習や試験する時間も必要だし。。。と悩んでいるときに、DBの読み書きでDB接続を自動的に使い分ける機能がLaravelにあることを見つけました。
前回の「個数管理」のコードに少し肉付けをして実際に近いケースを考慮してみます。