DB変更履歴の作成(3)トレイト
前回のDB変更履歴保存のメカニズムは、Userのモデルのためだけですが、どのモデルでも同様なことが簡単にできるようにトレイトを作成してみます。
前回のDB変更履歴保存のメカニズムは、Userのモデルのためだけですが、どのモデルでも同様なことが簡単にできるようにトレイトを作成してみます。
前回においては、Eloquentのbootメソッドを利用してDB変更の情報(監査の情報)を取得することができました。今回は、これをDBに記録する部分を考えてみましょう。
データベースに保存されているデータはいつも現時点での値であり、過去の値は保存されていません。しかし、レコードのデータがどう変更したかという情報は重要です。どう変更したかだけではなく、誰がいつ、アプリのどの機能を使用して、さらにはどういう理由で、という情報も必要になってきます。例えば、カスタマサポートにおいて、会員の住所が変更されて注文した商品が届かなかったとき、それらの情報があれば、いついつにお客様が住所を変更しましたね、とか即答できます。さて、これらの変更イベント時の変更情報(監査あるいはAudit情報)、Laravelではどのように効率的にDBに保存することが可能でしょうか?