Laravel Zero(2)データベースを使う
前回に紹介したLaravel Zeroはとても有用そうです。しかし、データベースの操作を行うことができなければですね。ということで、今回はその機能を追加します。さらに、もちろん私の好きなtinkerも使えるようにします。
前回に紹介したLaravel Zeroはとても有用そうです。しかし、データベースの操作を行うことができなければですね。ということで、今回はその機能を追加します。さらに、もちろん私の好きなtinkerも使えるようにします。
今でも覚えています。Laravelを使い始めた時にとても気に入ったのがartisanコマンドであったことを。その当時の他のPHPフレームワークと異なり、Laravelでは最初からコマンドの開発がMVCのUIの開発と肩を並べて上級扱いされていました。Unix系のコマンドに慣れている私には感激でした。しかし、コマンドだけの開発しか必要ないときがあります。つまりブラウザの画面を必要としない開発です。そのようなときにLaravelをインストールすると、ウェブのためのコントローラなどが一緒についてくるので煩わしく思えます。そこで登場するのが、Laravel Zeroです。
長年管理しているお客さんのプロジェクトのユニットテスの数が増えてきました。Featureテストも含めてテストケースの数は2,400以上あります。私の古めのWindowsのマシン(i7-9700CPU @ 3.00GHz)のWSL2環境では、7分51秒かかります。今回はこのテスト実行所有時間をほぼ1/10の50秒以下に縮めた話です。
円安の世の中AWSのドル支払は痛いです。最近お客さんのためにコスト削減できないかと調査したところなんと1ヶ月に1,400ドル以上もコストを下げる結果となりました。年間にしたら16,800ドルの節約です!
さあ大変です。PHP 8.2において動的プロパティが廃止(Deprecated)となりました。PHP 9.0ではErrorExceptionが投げられるようです。動的プロパティをたくさん使っているLaravelのプログラムは大丈夫なのでしょうか?
今回は、Laravelの動的プロパティの裏側を見てみます。つまり、どうしてインスタンスのプロパティがメソッドのコールとなるのか。
動的プロパティは、EloquentだけでなくCollectionにもHigher Order Message(より上級のメッセージ?)という名前で颯爽と登場します。これも最初に見たら、こんなことできるの、という感じです。混乱してはいけません。Eloquentと同様に複雑なことをしないときのコード表現に便利なメソッドの短縮形です。
LaravelではModelやCollectionやRequestなどのクラスにおいて動的プロパティがコードの短縮形としてよく使われます。しかし、同じクラスでメソッドとして定義したものがいきなりプロパティとして使われるので、私は昔よく混乱したものです。今回はまずEloquent編として代表的な動的プロパティの活用を混乱しないように説明します。
artisan dbコマンドはLaravelのプロジェクトのデータベースの情報を表示してくれるコマンドでしたが、artisan modelはLaravelのModelのためのコマンドです。見てみましょう。
「LaravelでメールをDKIM署名」で作成したメールのDKIM署名が正しいかどうかを判断するには、Gmailアプリなら受信したメールの「メッセージのソースの表示」でDKIMがPASSあるいはFAILで判定が表示されるのでわかります。しかし、ユニットテストでそれと同様な判断するにはどうしたらよいのか、というのが今回のお話です。