Author: khino

バリデーションの実例:定数値を引数とする条件

入力値のデータタイプの判定のバリデーションから、今度は条件で判定するバリデーションに移っていきます。条件で判定するバリデーションには、その条件で使用される引数の指定が必要となります。引数には、 文字列や数字の定数値(例:min, maxなど) 同じフォームの他の項目名(例:same、differentなど) DBの情報(例:exists、unique) が指定されます。 今回は、最初の引数タイプ、定数値を引数とする条件の以下のバリデーションのテストを掲載します。 digits digits_between size between min max in not_in regex また、前回紹介した日付のバリデーションの以下も定数値を引数とする条件に含まれますね。 date_format, date_equals, after,…

バリデーションの実例

新しい連載を始めます。 Laravelは、出来合いのヘルパーやバリデーションがあり便利です。もの凄くたくさんあり覚えらないというほどの数ではないですが、すべてを頭の中で保持しておくのも大変です。また、こういう使い方では結果はどうなるのとか、実際に実行してみないとわからないことあります。

リクエスト(Request)のあれこれ

Laravelで、リクエスト(Request)というのは、ブラウザを通してユーザーから送られる情報をすべて含んでいるオブジェクトのことです。例えば、会員登録のフォームなら、画面でユーザーが入力したEメール、パスワード、名前、住所だけでなく、何のブラウザを使用したか(User Agent)、どのIPから送られたか、どのURLからアクセスしたかなど、また、会員ログイン後の画面なら、会員認証において保存されたクッキーもブラウザを介して、リクエストに含まれます。 リクエストの使用 リクエストの代表的な使用は、以下のようにコントローラのメソッドのパラメータです。以下は、Laravelのドキュメントからのコードから引用からですが、会員登録画面でのPOSTされたときにコールされるstoreメソッドです。 また、Httpのミドルウェアでも、handle()のパラメータとして利用されています。 ミドルウェアと言えば、コントローラのコンストラクタでも$requestにアクセスが可能です。 ユーザーの入力値の抽出 先のリクエストのオブジェクトから、ユーザーが入力した値を取り出すには、以下のようにいろいろなメソッドがあります。 まず、入力値を全部とりだす。$inputは、連想配列の変数です。 フォームからではなく、クエリのデータ、例えば、http://localhost/user?x=10&y=20 のxとyの値 を取り出すには、 ちなみに、all()や、input()には、すでにクエリのデータも含まれています。 今度は、指定した入力値だけを取り出すには、 いろいろありますね。違いとしては、 入力値が連想配列なら、 つまり、 のようなフォームのときは、 と、inputは使えますが、get()は使えません。 最後に、例えば、http://localhost/user?name=yamadaのような、クエリからの指定の値を取ってくるには、以下のどれでもOKです。 となります。

Laravelの開発に必須な私のツール

Laravelをウェブアプリの開発の使い始めてから、もうかれこれ5年になろうとしています。Laravelのバージョンも4から5になりさらに進化し続けています。こう経験が長くなると、使用する開発ツールも年々増えてきます。その中で、もうこれがないと開発できない!というものもいくつかあります。