ユーザー認証(9)Laravel 5.2 コンポーネント自動作成
Laravelの5.2が登場してきました。いくつか興味ある変更がありますが、ユーザ認証に関してはスタート地点が身近になりました。
Laravelの5.2が登場してきました。いくつか興味ある変更がありますが、ユーザ認証に関してはスタート地点が身近になりました。
まだまだ続くユーザ認証。今まではいわば基礎編みたいなもので、教科書通りの紹介。今回は、実践として、こういうときはどうする?みたいな応用編です。
前回話したログインのスロットル機能。もちろん手動、つまりブラウザ、で確認はできます。しかし、手動ではいちいち面倒ですね。自動で動作を確認できたらもっと良いです。そこで登場するのがユニットテスト。難しくはないです。チェックしたいのは、
スロットルと聞くと、どうしてもバイクのアクセルを想像してしまいます。どちらかというとスピードを出すために。スロットルは正確にはスピードを抑圧する意味で、「スロットル全開」というと、抑制なしで最高のスピードを出すということになります。 ここでのスロットルは、パスワードを意図的に変えて不正にログインしようという試み、たいていはプログラムによる機械的な攻撃、を抑える目的のセキュリティ対策です。具体的には、例えば過去5分間に5回ログインを失敗すると、次回のログインには10分間待たなければならないという仕組みです。もちろんそれですべて防御できるとは言えないですが、少なくとも抑制にはなります。 嬉しいことにこれも、Laravelに機能があります。
ユーザーログインがあるなら、パスワードを忘れることがあるのは当然。忘れたらなら、通常はログイン(たいていはEメール)を入力して、パスワードのリセットのリンクを受け取り、リンク先の画面で新規のパスワードを設定します。新しいパスワードを作成して送信してくるサイトもあります。しかし、良く利用するサイトなら、やはり自分が覚えられるパスワードを設定したいです。 そう、この機能もLaravelで提供しています。
ユーザー認証の目的は、ユーザー本人であることを確認し、ユーザーのプライベートの情報を他に見られることを防ぐことです。 Laravelでは、アプリにおけるすべてのルートを設定するroutes.phpのファイルにおいて、ミドルウェアを利用して保護するページを指定します。
前回のユーザー登録では、登録後は自動的に認証され、ユーザーはあたかもすでにログインしたような状態となります。 しかし、デフォルトの設定の2時間のアイドルを過ぎると、ログアウトされてしまいます。そうなると必要なのはユーザー認証のためのログイン画面です。
ユーザーの登録は、重複回避ーDB重複エラーで、一部分紹介しました。ここでは、一部と言わず全部をカバーしてみましょう。しかも、ララベル5.1がサンプルとして提供するプログラムをもとに。
ララベルを使用したユーザー認証のプログラムを紹介していきます。
今回は、「入力の空白文字のトリム」の最後です。