Category: Laravel

Googleデータポータル:コミュニティコネクタ(2)コネクタの作成

前回において、データ供給元となるコントローラを作成しました。今度は、それを使用してデータポータルのデータソースを作成するために、カスタムのコミュニティコネクタの作成する必要があります。コネクトの作成は、Google Apps Scriptでの開発となり、ウェブではここで詳しく説明されています。Google Apps Scriptの開発は私には初めてであり、とても興味があるところです。しかし、開発の言語はjavascript(google script)、ファイルの編集はすべてウェブでと、普段のプロジェクトとは違い、また先のGoogleでの説明で扱う例は、参考になるものの、私のやりたいこととは違うゆえに、試行錯誤たくさんありました。

Googleデータポータル:コミュニティコネクタ(1)コントローラの作成

前回のMySQLのデータベースコネクタを使用してのレポート作成は便利な一方、たとえIP制限しても直接Googleからデータベースにアクセスさせるのはセキュリティ上恐ろしいです。そのデータベースのusersのテーブルにはハッシュであれパスワードのデータもあります。もちろん、そのためにViewを作成したりMySQLレベルでいろいろ細かく制御することも可能ですが管理が大変です。せっかくLaravelのプロジェクトを使うのだからEloquentで簡単に設定したいところです。ということで、今回はそれを実現すべく、コミュニティコネクタを作成して、GoogleデータポータルからLaravelのコントローラを通してデータにアクセスの仕方を説明します。

Googleデータポータル:データソースとレポートの作成

以前からお客さんのプロジェクトの管理画面のダッシュボードに日別や月別の売り上げ合計や会員の獲得数などをグラフで表示したいと思っていました。もちろん、グラフを作成するjavascriptのライブラリはいくつかありますが、習得にも開発にも時間がたくさんかかりそうです。そこで私の目に留まったのが、Googleデータポータル。データソースを指定してビジュアルなツールでちょいちょいとグラフ化できそうです。今回は、それを使用してMySQLのデータベースから月別に登録した会員数の棒グラフの作成の仕方を説明します。

ステージングサイトとアナリティクス

もちろんのことなのですが、私のお客さんのプロジェクトは皆パブリックでアクセスできる開発サイトがあります。そこで開発をするわけでなく、あくまでも本サイトにインストールする前に変更をお客さんに見てもらい使ってもらい、フィードバックをもらうためのサイトです。その意味では、ステージングサイトと言った方が正しいですね(お客さんとの間では開発サイトと呼んでいます)。

changelogは面白い

Laravelを最新のバージョンに更新するタイミングは難しい。しかし、5.7,5.8などのメージャーバージョンが更新された直後に更新するのは避けた方が良いです。なぜなら、新バージョン直後は必ずいくつか予想できない問題が出てきて、その修正がマイナーバージョンアップとして暫く続くからです。しかし、ある程度時間が経過して落ち着いたバージョンをインストールしても、やはり予想できない問題が出てきてます。

Laravel 5.7に更新

Laravelは一昨年あたりから細目に更新を出すようになりました。と言っても、年に2回ですが、Laravelで書いた大きなプログラムを管理する私としてはそれでも「きつい」。それで長期サポートの5.5にあぐらをかいているわけだが、しかし。