コントローラー中でのルールの共有(3) データをDBに保存
前回において、理想のバリデーションの関数、rules()を作成できたところで、今回は、そのバリデーションチェックを通過した入力データをDBに保存するところを見てみます。
前回において、理想のバリデーションの関数、rules()を作成できたところで、今回は、そのバリデーションチェックを通過した入力データをDBに保存するところを見てみます。
前回で披露したコントローラー中でのルールの共有のメソッドrules()では、新規レコード作成と既存レコードの編集における入力項目の違いを、$actionの引数をswitchで分岐して対応しました。今回は、sometimesを使用してそれらの必要性をなくします。
1つのコントローラの中で、バリデーションに使用するルールをメソッド間で共有したい、とは誰しも思うこと。私もLaravelを習得して以来、管理性が高くしかもすっきりとした方法を求め続けていました。前回で紹介したカスタムルールの登場で、これは使えるんじゃない、という方法を見つけましたので、ここにて披露です。
これまた、5.5で登場した機能で今まで知らなかった機能がありました。
5.5より前のバージョンのLaravelでプログラムをしていたひとたちに取っては、5.5で登場したルールオブジェクトは神の恵みと言ってもいいくらい。カスタムバリデーションを作成するために、Validator::extendはどこに宣言するの?とか、グローバルでどう作成したバリデーションを共有するの?とか、取り掛かる前に悩んでいたのがウソのよう。新登場のルールオブジェクトのおかげで、カスタムルールの作成が楽しくなりました。
私が使用しているLaravelのバージョンは5.5、ついこの前にリリースされたと思いきや、なんと8/30/2017のことらしくもう1年半以上も経過。LTSということで2年間の長期サポートだからのんびりとしていたら、もうこの夏でサポートの期限切れです。キャッチアップ、ということで去年の2月にリリースされた5.6バージョン(しかし、もうサポートされていない)に追加されたバリデーションをチェックします。
これも、前回と同様「実はそうでなかった」のトピックです。今度は、Eloquentのクエリーにおいてwhere()で条件を指定するとき。
日常、いつもの考えや習慣で仮定してしまい、「実はそうでなかった」と後で冷や汗なること多々あります。Laravelのプログラミングもそうです。その過ちを繰り返さないために、出会ったらブログに書いていくことにします。 今回はCollectionに関して、最近うっかりしたこと。
先日、tinkerに関して私が知らなかった機能を見つけました。tinkerを好んで日夜使用する私としては、これは作業効率が上がるわ、とわくわくする機能です。
以前に、Laravel 5.3 コントローラのコンストラクタの重要な変更として、コントローラで定義するメソッド間で共有するコードをコンストラクタに入れることが可能なことを説明しました。今度は同じコンストラクタ内で、コントローラのメソッドに渡される引数の取り出しかたを説明します。何を言っているかというと、まずは準備から。