ユーザー認証(10)Laravel 5.2 マルチ認証
マルチ認証と言っても、複数のステップでユーザーを認証するわけでもなく、ちょっとピンと来ないですね。 例えばECシステムにおいて、ユーザー画面での会員ログインと、管理画面での管理者のログインがそれぞれ別に必要とします。どちらもログインはEメールとは限らないし、片方でログインしたらもう片方でも認証となるとも限りません。つまり、ログインするユーザーの種類や場所が複数必要となる状況が多々あります。それに対応する機能が、マルチ認証です。
マルチ認証と言っても、複数のステップでユーザーを認証するわけでもなく、ちょっとピンと来ないですね。 例えばECシステムにおいて、ユーザー画面での会員ログインと、管理画面での管理者のログインがそれぞれ別に必要とします。どちらもログインはEメールとは限らないし、片方でログインしたらもう片方でも認証となるとも限りません。つまり、ログインするユーザーの種類や場所が複数必要となる状況が多々あります。それに対応する機能が、マルチ認証です。
先日、開発完了のLaravelのプログラムをインストールするときに、私だけのためにメンテナンス画面に裏口があったらいいなと思いました。
Laravelの5.2が登場してきました。いくつか興味ある変更がありますが、ユーザ認証に関してはスタート地点が身近になりました。
まだまだ続くユーザ認証。今まではいわば基礎編みたいなもので、教科書通りの紹介。今回は、実践として、こういうときはどうする?みたいな応用編です。
前回話したログインのスロットル機能。もちろん手動、つまりブラウザ、で確認はできます。しかし、手動ではいちいち面倒ですね。自動で動作を確認できたらもっと良いです。そこで登場するのがユニットテスト。難しくはないです。チェックしたいのは、
スロットルと聞くと、どうしてもバイクのアクセルを想像してしまいます。どちらかというとスピードを出すために。スロットルは正確にはスピードを抑圧する意味で、「スロットル全開」というと、抑制なしで最高のスピードを出すということになります。 ここでのスロットルは、パスワードを意図的に変えて不正にログインしようという試み、たいていはプログラムによる機械的な攻撃、を抑える目的のセキュリティ対策です。具体的には、例えば過去5分間に5回ログインを失敗すると、次回のログインには10分間待たなければならないという仕組みです。もちろんそれですべて防御できるとは言えないですが、少なくとも抑制にはなります。 嬉しいことにこれも、Laravelに機能があります。
ユーザーログインがあるなら、パスワードを忘れることがあるのは当然。忘れたらなら、通常はログイン(たいていはEメール)を入力して、パスワードのリセットのリンクを受け取り、リンク先の画面で新規のパスワードを設定します。新しいパスワードを作成して送信してくるサイトもあります。しかし、良く利用するサイトなら、やはり自分が覚えられるパスワードを設定したいです。 そう、この機能もLaravelで提供しています。
ユーザー認証の目的は、ユーザー本人であることを確認し、ユーザーのプライベートの情報を他に見られることを防ぐことです。 Laravelでは、アプリにおけるすべてのルートを設定するroutes.phpのファイルにおいて、ミドルウェアを利用して保護するページを指定します。
前回のユーザー登録では、登録後は自動的に認証され、ユーザーはあたかもすでにログインしたような状態となります。 しかし、デフォルトの設定の2時間のアイドルを過ぎると、ログアウトされてしまいます。そうなると必要なのはユーザー認証のためのログイン画面です。
ユーザーの登録は、重複回避ーDB重複エラーで、一部分紹介しました。ここでは、一部と言わず全部をカバーしてみましょう。しかも、ララベル5.1がサンプルとして提供するプログラムをもとに。