Pest4のE2Eテスト – セットアップ〜テストコードの実装例
Pest4からブラウザテスト機能が追加され、簡単なセットアップだけでPlaywrightを使ったE2Eテストが使えるようになりました。今回はLaravelで作成したプロジェクトを使って、セットアップからテストコード作成までの流れを実際に試してみます。
Pest4からブラウザテスト機能が追加され、簡単なセットアップだけでPlaywrightを使ったE2Eテストが使えるようになりました。今回はLaravelで作成したプロジェクトを使って、セットアップからテストコード作成までの流れを実際に試してみます。
テストを書くとき、テストパターンや入力値の組み合わせが増え、データの管理が煩雑になりがちです。Pestではwith()やdataset()を使って基本的なデータ整理ができますが、後から読んでも理解しやすい・修正しやすいコードを目指して、Combining DatasetsやSharing Datasetsを活用し、テストコードを整理してみます。
PestはPHPUnitの上に構築された、テストをよりシンプルに書くためのフレームワークです。そのPestが公式に推奨しているLaravelのためのプラグインpest-plugin-laravelを使って既存のテストを書き直してみました。Pestが掲げる「読みやすく理解しやすい」テストコードに、少し近づけるでしょうか。
前回の記事では、LaravelプロジェクトのPHPUnitテストをプラグインを使ってPestへ自動変換しましたが、今回は自分でPestのテストを作成します。外部APIのモック、基本的なアサーションや例外が投げられたパターンなどのテストです。
Laravel10から公式にテストフレームワークとしておすすめされるようになったPestですが、すでにPHPUnitで作成したテストファイルがたくさんある場合、それらを書き換えての移行は大変です。そこで、Pestが提供している変換用プラグインpestphp/pest-plugin-driftを試してみました。